IELTSのリスニングセクションとは?
IELTS(International English Language Testing System)は、英語の能力を評価するための国際的な試験です。その中で、リスニングセクションは、英語を聞き取る能力を測定します。
概要
⑴試験時間
30分
⑵問 題
合計40問
4つのパート×10問ずつ
⑶内 容
パート1: 日常会話
- 最初のパートでは、日常生活でよく使われるシチュエーションが扱われます。
- 例えば、旅行予約、買い物、友人との会話などが含まれます。
パート2: モノローグ
- 2つ目のパートでは、一人の話者が話す短い講義や説明が含まれます。
- 例えば、学校のアナウンスメント、観光案内、ラジオ番組などがあります。
パート3: 会話
- 3つ目のパートでは、2人以上の話者が対話を行います。
- 例えば、学生と教授の会話、友人同士のディスカッションなどがあります。
パート4: アカデミック
- 最後のパートでは、アカデミックな内容が取り上げられます。
- 例えば、大学の講義やセミナーの一部を聞くことがあります。
バンドスコア
IELTSのリスニングセクションは、最大得点が40点です。この得点は、さまざまな方法でバンドスコアに変換されます。以下に、リスニングセクションの得点とそれに対応するバンドスコアの一般的な対応関係を示します。
リスニングセクションの得点とバンドスコアの関係
- 得点 39-40: バンドスコア 9
- 得点 37-38: バンドスコア 8.5
- 得点 35-36: バンドスコア 8
- 得点 32-34: バンドスコア 7.5
- 得点 30-31: バンドスコア 7
- 得点 26-29: バンドスコア 6.5
- 得点 23-25: バンドスコア 6
- 得点 18-22: バンドスコア 5.5
- 得点 16-17: バンドスコア 5
- 得点 13-15: バンドスコア 4.5
- 得点 10-12: バンドスコア 4
- 得点 8-9: バンドスコア 3.5
- 得点 6-7: バンドスコア 3
- 得点 5: バンドスコア 2.5
- 得点 0-4: バンドスコア 0-2
バンドスコアの説明
- バンドスコア 9: 非常に高いレベルの英語能力。ほとんどの状況で流暢にコミュニケーションが取れる。
- バンドスコア 8: 非常に高いレベルの英語能力。ほとんどの状況で流暢にコミュニケーションが取れるが、時に誤解が生じることがある。
- バンドスコア 7: 良好なレベルの英語能力。一般的なトピックについて理解し、ビジネスや学術的な状況でもコミュニケーションが取れる。
- バンドスコア 6: 満足のいくレベルの英語能力。一般的なトピックについての基本的な理解があり、日常生活での簡単なコミュニケーションが可能。
- バンドスコア 5: 初級レベルの英語能力。基本的な日常生活の会話が可能だが、理解が不完全であることがある。
- バンドスコア 4以下: 初心者または非常に限られた英語能力。基本的な文法や語彙を理解し、簡単な会話ができる程度。
以上の情報を参考にして、IELTSのリスニングセクションにおけるバンドスコアの見積もりができるでしょう。ただし、実際の試験結果は様々な要因によって異なることがありますので、試験前の準備と練習が重要です。
アクセント
イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・アメリカなど
Readingセクションについて役立つ情報サイト
対策方法
1. 練習問題を解く
- リスニングの練習問題を解くことで、自分の弱点を見つけることができます。
- 音声を何度も聞いて、理解度を高めましょう。
2. 音声を積極的に聞く
- 英語の番組やポッドキャストを積極的に聞くことで、リスニング力を向上させることができます。
- 様々なアクセントやスピードに慣れるために、多様な音声を聞くようにしましょう。
3. メモを取る
- 話者が述べる重要なポイントやキーワードをメモに取ることで、理解しやすくなります。
- リスニング中にメモを取る練習を積んでおきましょう。
4. ストレスを減らす
- 試験当日はリラックスして臨むことが重要です。
- リスニングセクションに対する自信を持ち、ストレスを減らすために、事前に対策をしっかりと行いましょう。
まとめ
IELTSのリスニングセクションは、日常会話からアカデミックな内容まで様々な音声が含まれています。
しかもスピードはめちゃくちゃ速い・・涙
効果的な対策を行い、リスニング力を向上させることで、試験での良い成績を目指しましょう!