IELTSって、どんな試験なんだろう?
まだ受験したことのない方は、不安に感じますよね。
初めて受験する際には、試験の形式や内容に慣れることが重要!
今回は初めてIELTSを受験される方のために、注意すべきポイントをまとめました。
試験の概要を理解する
試験の構成
スキル | 時間 | 内容 |
---|---|---|
リスニング | 30分 | 4つのトピック(電話応答から大学の講義まで) |
リーディング | 60分 | 3本の長文読解(学術的で少しマニアックな長文あり) |
ライティング | 60分 | 2つのセクション(①図表分析・②社会問題の論述) |
スピーキング | 15分 | 3パート(自己紹介から社会問題まで) |
AcademicとGeneral Trainingの違いをザックリと理解して、自らが受験する形式に合わせた対策をすることが重要です。
※サイトでは"Academic" 留学用をメインとして解説していきます!
Academic・・・留学のための英語力検定
General Training・・・移住ビザ取得のための試験
事前準備と勉強法
公式教材と過去問
公式問題集:IELTSの公式サイトや書店で購入できる公式問題集を使って、出題形式や内容に慣れましょう。(メチャクチャ値段が高いので、図書館などで借りられるとベスト!)
模擬試験:時間を計って模擬試験を受けることで、試験当日のペース配分を掴むことができます。
語彙力とリスニングの強化
語彙リストの作成:IELTSで使用されるアカデミックな単語やフレーズを覚えましょう。
リスニング練習:BBCやYouTubeなどを聴いて、様々なアクセントに慣れることが重要です。
試験当日の流れと準備
持ち物の確認
必要な持ち物:有効な身分証明書(パスポート)、受験票、筆記用具(鉛筆、消しゴム)。
禁止されている物:電子機器、ノート類、大きなバッグなどは不可
事前に場所を確認
試験会場の場所と交通手段を事前に確認し、試験当日に遅れないようにしましょう。
試験の前日は早めに寝て、当日はリラックスして試験に臨むことが大切です。
(スピーキングは個別面接となるので、日程によっては、筆記後に少し空き時間があったります。)
試験中の注意点
時間管理
リスニング:最初に各セクションの指示をよく聞き、答えが上手く聴き取れなくても焦らないようにしましょう。
(聴き取れないときは割り切ってスルー!)
リーディング:各セクションに約20分を割り当て、時間配分に気をつけて解答します。
(とにかく早く!マニアックな名称は頭文字などに簡略化して読み流す!)
ライティング:タスク1に20分、タスク2に40分を割り当てるように計画します。(まずは日本語で情報を整理して英訳していきましょう!)
スピーキング:自分の意見をはっきりと述べ、聞かれた質問に的確に答えることを心がけましょう。(冒頭の挨拶で試験官との信頼関係を築き、フレンドリーに会話しましょう!)
集中力を維持する
休憩の活用:リスニング、リーディング、ライティングの試験中は休憩がありませんが、次のセクションに移る前に「深呼吸」をして気持ちをリフレッシュしましょう!
試験後は心の中で「よくやったー!」と自分を褒めつつ、「次も頑張るぞー!」と気持ちを切り替えて、各試験に取り組んでいきましょう!
結果の確認とフィードバック
結果の確認
公式サイトで確認:試験結果は公式サイトにログインすることで確認できます。結果が出るまでに通常13日程度かかります。(原本は紙媒体で自宅へ郵送されます。)
再採点の依頼
各試験方式により、依頼方法が異なりますが、ペーパーの場合は、試験本部へ再採点依頼のメールを送信し、再採点の依頼申請用紙をダウンロードして記入、そして銀行口座へ税込15,000円を入金したうえで領収書と申請用紙を試験本部へ郵送します。
試験結果が修正された場合は、依頼費用の全額が返金されますが、修正されない場合は、15,000円は払い切りで返金なしとなります。
フィードバックの活用
もし思ったような結果が得られなかった場合は、どのセクションで得点が低かったかを確認し、次回の試験に向けた対策を立てましょう。
IELTSの初めての受験は緊張するかもしれませんが、事前準備と対策をしっかり行うことで、自信を持って試験に臨むことができます。
初めての受験・再受験はとても緊張すると思いますが、
必ず結果が出ると信じて、チャレンジしてみましょう!