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中学校から大学まで英語を勉強しているのに、どうしてペラペラに話せないんだろう?

皆さんも同じような疑問を感じたことはありませんか?

このページでは、日本語英語が改善され、英語を滑らかに話せるようになる、独自の英語の学習方法を紹介します。

TOEICやIELTSの高得点も必ずGETできます!

 

背景

大学に入学して本格的に英語の勉強を始めた私は、英語を話すことに自信がありませんでした。

中学生から大学生まで英語を勉強してきたのに、なぜかネイティブのように話せるようにはならない。。

大学入学後の英語クラス分けテストでも中の下の成績でショックを受け、他の学生と自分を比較して自信を失ってしまいました。

特に、同級生や国際学生の前で英語を話すと、自分の英語力の低さが一層際立ち、自分の学習能力の低さを曝け出しているような気がして、更に自信を失っていきました。

しかし、この負の経験が契機となり、自分なりの方法で英語力を向上させる決意をしました。

 

原因の絞り込み

日本の英語教育では、文法や単語の暗記に重点が置かれ、実際に話す機会やリスニングの練習が不足しているという仮説のもと、

多くの日本人学生がネイティブのように英語を話せない原因を以下の3つに絞り込みました。

 

  1. 速さ - ネイティブの会話が速すぎて情報処理が追いつかない。
  2. 発音 - LとRの違いや、3種類の「あ」など、英語独自の発音がわからない。
  3. アクセント - 正しいアクセントがわからず、からかわれたり、通じないことが多い。

この3つの壁を乗り越えるためには、従来の学習方法では不十分だと感じました。

日本の教育システムでは、筆記テストの点数は高くても、実際に国際学生と話すときに困ること、上手く通じないことが多かったです。

そこで、独自のトレーニング方法を考案・実践しました!

 

速度を意識したトレーニング

ネイティブの速さに追いつくためには、まず「低速」から「高速」へ徐々に速度を上げる方法が効果的です。
(野球のバッティングも、はじめはゆっくり投げてもらったボールを打つところから)

具体的には、音源の速度を0.5倍速、0.75倍速、1.0倍速、1.5倍速、2.0倍速、2.5倍速の5段階に分けて練習しました。

特に、速さに慣れることでネイティブの会話を聞き取る力がつき、自分の発音やリズムも少しずつ改善されました。

 

実践の方法

  1. 教材を準備
    「ドラゴンイングリッシュ基本英文100」など、文量が短めの自分に合った教材を選びます。
    (この教材は、基本的な英文が含まれており、基礎から応用まで幅広くカバーしています。)
  2. 音源の速度を調整
     YouTubeやSpotify、ウォークマンなど、音源の速度を調整できるツールを使用します。これにより、自分のペースで学習を進めることができます。(当時はMacのソフトで音源速度を1つひとつ変更していました。)
     
  3. 低速から始める
    自分が余裕を持って聞き取れる速度(例:0.5倍速)を選び、3回音読します。最初はゆっくりとしたペースで始めることで、発音やアクセントをしっかりと確認することができます。
     
  4. 速度を上げる
    速度を1.0倍速、1.25倍速、1.5倍速と段階的に上げていきます。これにより、徐々にネイティブの速さに慣れていきます。
     
  5. 発音練習
    発音が難しい単語やフレーズを別ノートにメモし、10回音読します。特に発音やアクセントなど、苦手なポイントを重点的にメモして、声に出して練習します。

ポイント

①自分が話すスピードの1.2倍速くらいで発音(負荷を掛ける)
②10回発音を繰り返して、ノートに★印をつける。
③1日おきに10回発音を繰り返して、★印をつけていき、7つ★が溜まったら復習終了

 

実際の体験

この方法を続けることで、少しずつ英語の発音速度が上がり、TOEICのリスニングテストが少しずつ「ゆっくり」に感じるようになりました。

特に、速読と速聴の練習を繰り返すことで、英語のリズムやイントネーションも慣れることができました。

 

大学1年生の頃は400点代だったTOEICが、上記の学習方法で大学2年生の頃には730点まで上昇。

大学の基礎英語授業の履修が免除(単位認定)されました。

 

速読方法をさらに発展させる

上記のトレーニングを繰り返すことで、自分の弱点としっかりと向き合うことが重要だと感じ、更に新たなトレーニング方法を開発しました。

  1. 発音リストの作成
    自分が苦手な発音をリスト化し、重点的に練習します。特に、日本人が苦手とする音の組み合わせやリエゾン(音のつながり)を徹底的に練習しました。
     
  2. 自分の声を録音し、速度変更して聞く
    自分の声を録音し、速度を変えて聞くことで、発音の改善点を発見します。自分の声を客観的に聞くことで、新たな発見があります。
     
  3. Oxford Reading Treeを使用した弱点発見
    英語の基礎から応用まで幅広く学べるイギリスの小学校教材を使用して、超簡単なレベルから発音の弱点を発見します。これは月額990円(税込)オンライン教材で、音源のスピード変更やAIによる発音チェックなど、英語学習が楽しくなる工夫が満載です。

これにより、リスニングとスピーキングの実力が大幅に向上しました。
最終的にはIELTS Speakingで8.0に到達し、Oxford大学留学を達成しました。

その他の効果的な学習方法

速度トレーニングだけでなく、以下の方法も効果的です。

  1. シャドーイング
    ネイティブの音声を聞きながら、同じ速度で繰り返す練習。発音やリズムが自然と身につきます。
     
  2. ディクテーション
     聞いた音声を文字起こしする練習です。リスニング力の向上に役立ちます。
  3. フリートーキング
     自分の考えを英語で自由に話す練習です。小さな人形に向かって話しかけると、意外に言葉に詰まることに気づきます。

最後に

発音のトレーニングだけでなく、適切な負荷をかけ、しっかりと休むこと(超回復)が英語力向上には必要です。

これは英語学習だけでなく、筋トレや楽器演奏など、様々な分野にも共通しています。

今回の記事を参考に今後の学習に取り組んでください。

以上が私の英語学習方法です。みなさんもぜひ試してみてください!!

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